
1941年、アメリカのアンカーホッキング社から耐熱ガラスブランド「ファイヤーキング」が誕生しました。大量生産されたファイヤーキングは、意外にも丈夫で使いやすく、そしてデザインが豊富という良さが評判になり、長期に渡りアメリカを中心に愛用されました。
その後ファイヤーキングのブランドとしては1976年に終了、1986年にミルクガラスの製造が終了しました。
このファイヤーキングのミルクガラスとは、ガラスに乳白色を混ぜ込んだ独特な質感のガラスで、特にファイヤーキングの代名詞と呼ばれるのがジェダイ、続いてホワイトにさまざまなプリントが楽しめるマグカップとなります。
当時のアメリカの食卓や、レストラン、アドバタイジングとして配られたり、日常的に存在していました。
残念ながらアメリカでの製造は終了しましたが、現存するファイヤーキングを、今でもオシャレに使えるヴィンテージ食器として、コレクターさんに愛され続けています。是非、この古き良き時代のアメリカを想わせるファイヤーキングで、お食事やコーヒータイムをお楽しみください。 |
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ファイヤーキングのシリーズ
アメリカのアンカーホッキング社が、1940年代〜1970年代まで生産したミルクガラスブランド「ファイヤーキング」から、たくさんのシリーズものが製造されました。レストランウェア、アリス、ジェーンレイなど、全シリーズを合わせるとなんと50種類以上あります。ここでは、その中でも代表的なシリーズをご紹介します。
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【Arice:アリス】1945〜1949
ファイヤーキング初期のシリーズです。花柄模様のエンボスが入っていて、薄手でとても上品です。 |
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【1700Line-Breackfast:1700ライン/ブレックファースト】1946〜1958
とてもシンプルなデザインなので、どんなお料理にもぴったり合うと思われるシリーズです。レストランウェアと似ているものもありますが、こちらの方が全体的に薄手です。 |
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【Jane Ray:ジェーンレイ】1946〜1965
ファイヤーキング初期のシリーズです。花柄模様のエンボスが入っていて、薄手でとても上品です。 |
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【Restaurant Were:レストランウェア】1948〜1967
厚目で頑丈にできたこのシリーズは、当時はレストランで使われていた業務用のものでした。レストランの他にも学校等で幅広く使われていました。なかなか壊れないので普段使いにぴったりです。まるまるとぽてっとした形がかわいいです。 |
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【Swirl:スワール】1949〜1962
スワールは渦という意味。このシリーズは渦が巻いているのが特長です。シェルシリーズと形が似ていますが、ふちの部分は丸くなっています。 |
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【Charm:チャーム】1950〜1956
スクエアだけど丸みをおびているのが特徴的なシリーズです。斬新なデザインに驚きですが、とってもお洒落で可愛いです。いつもと違ったティータイムを楽しめます。 |
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【Shelle:シェル】1965〜1976
くっきりとしたうねりが真っ白な砂浜に落ちている綺麗な貝を思わせる、上品なシリーズです。スワールと似ていますが、ふちの部分は丸い凹凸が連続的にあります。 |
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ファイヤーキングのカラー
代表的なジェードカラーの他、3年間のみのターコイズブルーや、ピンク、ホワイト、さらにパステルカラー、クリスタルまで、ファイヤーキングにはさまざまなカラーのキッチンウェアがあります。同じカラーを集めても、いろいろなカラーを集めても、不思議と食卓を彩りファイヤーキングの魅力を味わえます。
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【Jade:ジェード】
ジェードとは翡翠カラーのこと。1940年代のアメリカでは、ガラス製品の多くに使われました。当時のオリエンタルブームをうけ、中国の高価な宝石が注目されたのがジェード誕生の始まりと言われています。昔も今も愛されるとても美しいカラーです。 |
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【Turquoise blue:ターコイズブルー】1956〜1958
3年のみの製造だった為、生産数も少なくとてもレアなシリーズの一つになります。希少価値と神秘的なブルーに惹かれ、コレクターさんに人気を集めているので、お値段はお高めです。 |
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【Azur-ite:アズライト】1950-1956
ターコイズブルーより薄く透明感のあるブルーのアズライト。6年間のみの製造です。アズライトもジェードと同じ宝石の名前を指します。チャーム&スワールシリーズでよく使われたカラーです。 |
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【Ivory:アイボリー】
ミルクガラスを最も味わえる優しい乳白色カラーのアイボリー。シチュエーションを選ばずに使えます。かなり多くのシリーズでこのアイボリーが使われました。年代によってアイボリーカラーが異なるのも魅力の一つです。 |
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【White:ホワイト】
清潔感がありシンプルなホワイトカラー。普段使いにとコレクターさんでない方にも人気があります。シリーズものから単発のもの、御手頃なものからかなり希少価値があるものまで、種類はさまざまです。 |
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【Pink:ピンク】
女性らしく可愛らしいピンクカラー。こちらはジェード等のようにガラスに色を練りこまず、上から塗装されています。ですので同じピンクでも薄い・濃いの色ムラがあります。 |
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ファイヤーキングのバックスタンプ
"バックスタンプ"と呼ばれる刻印が、ファイヤーキングの底面にあります。他社のものと見分けることはもちろん、製造年代によって刻印が異なるので、いつ頃に作られていたか?レアものなのか?が判断できます。ここでご紹介する以外にも数パターンあります。また、刻印が逆になっていたり、無かったり、ずれていたりとレアものもあり、ファイヤーキングの魅力をバックスタンプでも味わうことができます。
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1940年代後半〜1948年頃
ごく初期の頃の刻印で超レアです。ゴシック体でとてもシンプルです。 |
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1940年代中期〜1950年代初期
"FireKing"がロゴマークになり、その下に"GLASS"の文字が加わりました。 |
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1940年代後期〜1950年代
"GLASS"から"WARE"の文字になりました。レストランウェアシリーズに多く見られるバックスタンプです。 |
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1950年代中期〜1960年代初期
製造国名"MADE IN U.S.A"が表示されました。この頃から海外に向けて製造されたということのようです。 |
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1960年代中期
"OVEN"という文字が消え、会社のシンボルのアンカーマークが加わりました。1969年にアンカーホッキング社という社名になりました。Dハンドルによく見られます。 |
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1960年代〜1976年代頃
" OVEN PROOF"(耐熱)という文字が表示されました。電子レンジが普及し始めた当時のセールスポイントだったようです。 |
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1970年代後半〜1980年代前半
ファイヤーキング最後の刻印。FireKingロゴがなくなりアンカーホッキングのマークのみに。1984年まで製造されました。アドマグによく見られます。 |
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